名古屋モーターショーきょう閉幕

更新日:2009年 11月23日 (月)

 20日に開幕した名古屋モーターショーはきょう、最終日を迎える。22日は日曜ということもあり、7万400人が訪れた。会場では「走る楽しさ」を追求した新型車に加え、クリーンな排ガスで燃費効率の高い環境対応車に注目が集まっている。家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)など、メーカー各社が開発競争を繰り広げる試作車がずらりと並ぶ。夢のクルマとはいえ、「いつ生活の足になるのか」「価格はどれくらいになるのか」と、担当者に現実的な質問をする来場者も。メーカーが「次世代車」と銘を打っても、明日にでも乗りたいという期待は大きいようだ。

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 ガソリンエンジンと電気モーターの二つの動力を搭載したハイブリッド車(HV)は、トヨタ「プリウス」やホンダ「インサイト」の普及により、エコカーの代表格として定着している。
 トヨタ自動車が年末から法人向けに自動車リース販売を始めるプリウスPHVは、さらに進化したエコカー。家庭用電源で充電でき、ガソリン1リットルあたりの走行距離は55キロメートル(従来型プリウスは38キロメートル)と低燃費が売り。展示車の回りには、説明を求める来場者が目立った。

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 定年を機に豊田市郊外に住まいを移し、家庭菜園を楽しむ中高年夫婦は「太陽光発電の電気を家庭用蓄電池に流し、マイカーに充電する仕組みは自給自足の考えに近い」と、現在のライフスタイルに重ね評価する。
 家庭用電源で充電できる点については「自宅がオール電化なため、マイカーには最適かもしれない」(刈谷市、45歳男性)、「ガソリン価格はこれ以上、下がりそうにない。とても興味がある」(江南市、65歳男性)など、好感する声が相次いだ。45女性もEV注目 EVでエコカー市場の切り崩しをねらう日産自動車は、10年度後半に販売予定の「リーフ」を展示した。よりクリーンなエコカーとあって、こちらも注目を集めている。説明を受けた女性は「1回の充電で160キロ以上走れるのに驚いた。電池切れの不安がなくなりそう」(名古屋市、24歳)と興奮気味に話した。

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 ホンダは軽自動車サイズのEV試作車「EV―N」を披露した。ホンダが持ち味にするキュートなスタイルで、女性を意識したような外観に思える。狙いどおり、「コンパクトで、買い物でちょっと出かける時に便利そう。癒し系のかたちにも惹かれますね」(名古屋市、54歳女性)
 一方、男性からはこんな反応も。「ホンダの『Nコロ』と呼ばれた往年の軽自動車を彷彿とさせるフォルム。レトロなデザインが気に入った」(名古屋市、56歳男性)と懐かしそうに話した。
 エコカーは国産車に限らない。輸入車会場で、独メルセデス・ベンツがHV「Sクラス ハイブリッドロング」を披露した。「高級感が漂うデザインの上に、ハイブリッド技術を搭載しているのは魅力的」と感想を口にしていた。

 

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