「メッセナゴヤは貴重なビジネスチャンス」と語る佐藤氏
中部地区をはじめ、全国の異業種の企業らが一堂に集結する展示会「メッセナゴヤ2009」(名古屋商工会議所など主催)が、11日からポートメッセなごやで開催される(14日まで)。今年のテーマは「安全・安心・信頼」。長引く景気低迷で出展者減が懸念される中、昨年並みの345社の参加が決定し、初出展者も相次ぐ。名古屋商工会議所企業振興部プロジェクト推進グループ主任係長の佐藤航太氏に今年の見どころを聞いた。
―今年で4回目の開催となる。
「昨年のメッセは、中小企業がより積極的に商談に参加できることを狙いに、BtoB(対企業)色を強く打ち出したことで出展者の満足度が向上した。今年は募集のタイミングを早めた。既存の取引先以外の販路拡大を期待する声が高く、中小企業からの反応も高い」
―出展者数は昨年並みの水準を維持している。
「景気の影響が懸念されたが、出展者へのフォローを充実させたことが奏功した。3月に出展希望者向け説明会を行い、東京と大阪でも初めて実施した。決定者には、専門のコンサルタントによる無料の個別相談を行い、メッセ終了後も、集めた名刺をビジネスに活用する秘策を伝授する実践講座を予定している」
―今回の見どころは。
「テーマは安全・安心・信頼。新型インフルエンザや防犯、災害対策ももちろんだが、愛知万博のテーマである、環境・交流・科学技術を継承したものになるだろう。鳥取や高知県など自治体のブースも増えている。従来は地元への企業誘致が柱だったが、中部でビジネスを仕掛けたい個別の企業が存在感を増しつつある。海外勢では中国や韓国の団体が初めて参加する」
―(COP10会期中の開催となる)来年に向けては。
「今年は環境省の協力を得て、会場内でCOP10に関連した企業関係者・一般向けのセミナーを行う。暮らしやビジネスと生物多様性との関わりを考えてもらうのが狙いだ。会期は4日間。より多くのブースに足を運んで頂き、商談の機会を創出して頂ければと思う」