新幹線や家庭電化製品のインバータなど電力の制御を担うパワーデバイスは、現在の社会に無くてはならない存在。その効率化はあらゆる電力の効率利用につながるため、社会のニーズは大きい。そのために大きな役割を果たすと期待されているのが半導体材料SiC(シリコンカーバイド)。名古屋大学准教授の宇治原徹氏はこの分野で先進的な研究を続け、大型化が難しいキュービック(立方晶)SiCの基板成長に世界初という大きな成果をもたらした。この技術を応用すれば、電気自動車のパワーユニットの小型化にも道を開き、21世紀の基盤技術として注目される。