セントラルファイナンス社長 土川立夫氏 合併新会社の成長戦略は

更新日:2009年 2月26日 (木)

090226.JPG

「経営統合はそもそも環境が厳しくなるなか、体質強化をねらったもの。目標を変えるつもりはない」と話す土川社長

 セントラルファイナンス(CF)は4月1日、オーエムシーカード、クオークと合併し新会社「セディナ」として再スタートを切る。本社は引き続き名古屋市内に置く。三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行と密接な連携を深めながら新たな成長戦略を描くことになる。セディナの会長に就任する土川立夫CF社長に、新たな成長戦略などについて聞いた。

 ―昨年九月の米リーマンの破たん以降、日本、東海地方の経済も失速。不況色が一段と色濃くなっている。カード会社からみた、個人消費への影響は。
 「クレジットカード事業の取扱高は、昨年九月までは10%増(前年同期比)で推移していたが、十月以降は一けた台に落ちている。カード事業は個人消費の決済手段であり、個人消費の動向に左右される。利用頻度よりも単価が減少していることが響いている。(業種的には)新車販売の減少で自動車ローンの利用が落ちている」
 ―合併会社、セディナは、二〇一一年度に売上高二千七百六十億円(〇七年度三社単純合算で三千三十九億円)、営業利益三百億円(同百八十五億円の赤字)という中期目標を掲げている。世界同時不況を受けて見直す点は。
 「経営統合はそもそも業界の環境が厳しくなるなか、体質強化をねらったものだ。(営業利益)三百億円という目標を変えるつもりはないし、そこからが(相乗効果発揮の)スタートという心づもりだ」
 ―経営効率化策として考えていることは。
 「名古屋でも三社の拠点を集約するが、全国で拠点の集約を順次進めていく。また、将来的には三井住友カードとシステムを共同化するが、まず〇九年度中に審査システムについて共同化する計画だ」
 ―海外事業にも乗り出す方針を表明している。
 「アジアの現地法人と合弁会社を立ち上げることを検討している。合弁相手との人材交流を担う、人材の社内募集も始めている。これまで国内で培ってきた与信ノウハウが、現地でも機能するかどうか、見極めることになる。〇九年度中には発表できると思う」

 

2009年 2月26日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...
※Mac IE では動作しません。

2003年以前の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2009年2月 > 26日 > セントラルファイナンス社長 土...