「炎と土 綾なす装い —美濃焼タイルのあゆみ—」2面で好評連載中

ビル、住宅、そしてくらしの中に豊かな彩りと装いを醸(かも)すタイル—。建材として欠かせないタイルは、戦後の美濃焼の中で最も発展した品種といわれます。戦前から『茶碗の町』として知られた岐阜県笠原町(現多治見市)が、戦後その将来性に着目していち早く茶碗から転換し、今日『モザイクタイルの町』として、国内外にその存在を誇っています。

しかし、その変遷と発展の軌跡は起伏に富んでいます。輸出規制や生産調整、共同設備廃棄…。石油危機、円高不況など世界経済の激動も大きく影響。そこには日本の産業が等しく際会してきたすべてが凝縮されています。

いま、タイル業界は苦渋の中にあります。とはいえ、タイルは依然として近代建築の花形建材の一つ。潜在する需要は大きなものがあります。物語に記される先人たちの生き様が、これからの業界の活力の起爆剤になることを願って、第2面に「炎と土の綾なす装い〜美濃焼タイルのあゆみ」を長期連載しています。筆者は和木康光氏です。
(題字は隅谷千里・隅谷取締役相談役)

 

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