環境特集 企業の取り組み
ミダック
人々の生活・環境を守る社会インフラとしての使命を遂行するために
株式会社ミダックは、環境・社会への貢献として、迅速な災害廃棄物処理のために地域社会との協力に取り組んでいます。
当社は、2019年10月の台風19号により生じた災害廃棄物の受入・処分を行いました。台風19号は各都道府県に甚大な被害を及ぼし、多くの人々の生活、自然環境に影響を与えました。そして当社では、2019年12月に豊橋市と「災害時における災害廃棄物の仮置場用地の確保等に関する協定」を締結しました。災害発生時には、当社豊橋事業所の車両転回場を災害廃棄物の仮置場用地として提供します。
災害廃棄物処理での迅速かつ適正な初動対応は、その後の本格的な復旧にも大きな影響を与えます。初動を誤ると、被災地域で処理困難な大量の廃棄物を抱える事態となり、復旧が思うように進みません。また、悪臭の発生など公衆衛生上の問題のほかに火災のリスクなども高まります。「仮置場の確保・開設」は、初動対応の重要な第一歩であり、人命と人々の生活環境を守るために、発災後まず取り組まなければならない業務です。
今回の協定にとどまらず、当社は廃棄物処理のプロとして、地域の皆様と緊密に連携し、広く円滑な災害復旧だけでなく、環境保護においても貢献できるよう努めてまいります。